書店数は年々減少していて、
以前の3割減くらいになってしまっているらしい。
欲しい本が明確な時や、専門書を買うのにはネットが好都合だが、
本屋さんでぶらぶらして、思ってもいない本や作家と出逢うというのは本屋さんだからこそなし得る事で、
それがしにくくなるのは残念だ
私の最寄りの本屋さんもついこないだ一軒潰れてしまった
夜遅くまでやっていて、カフェも併設されていて、行きやすかったし
文芸書の取り揃えが豊富だったし、
(最近、雑誌、実用書、漫画がほとんどで文芸書は新刊しか置いてない本屋もある気がしていて、私としては残念)
休みの日なんかは結構お客さんもたくさんいるように見えたのに
大変だったんだなあ。
今の最寄りの本屋まで車で25分くらい。
さすがに目的がないと行きにくい距離だ。
ぷらーっとして何も買わずに帰る訳にもいかないが、
それだと本屋ぶらぶらの良さが失われている。
今日、出張で都市部に行ったので久しぶりに大きい本屋さんをぶらぶらした。
何段もある棚を端からみて面白そうな本を見繕い、
予算と相談しながら実際買う本を選んでいく
今はこの作家さんが人気なのか、
昔読んだあれ、この人だったか、
そんなことを思いながらゆっくり店内を巡る。
自分を充電させてくれる時間。
これ以上本屋さんが減らないで欲しい
本屋さんに通う楽しさを奪わないで欲しい。
そんな願いも込めながら、
本屋さんを後にした。