多くの日本の高校生にとって重くのしかかるものといえば、受験である。
日本の試験制度において、
センター試験がもつプレッシャーは相当大きい。
難関大学を志望する受験生にもそれは例外ではなく、
特に国公立医学部を目指す受験生にとって、
センター試験の得点率で受験校を決めるのは
よくあることなので、
センターがどれだけできるか、というのは一大事である。
かくいう私も、センター試験の結果で受ける大学を変え、入学卒業し、現在に至る。
今も精神的に決して強いとは言えないが、
当時の私は受験に相当参っていて、
この苦しみから早く解放されたい、
浪人を回避したいというその一点で
センター試験の結果を見て、
確実に受かりそうな大学に出願した。
結果的に縁もゆかりもない土地の大学に入学し、
県外に出るなんて許さん、
と豪語する大学に辟易しながら
結局のんべんだらりと過ごしている。
18歳の冬、センター試験と国公立出願が
人生を変えたと言ってよいだろう。
あの時の選択の、後に与える影響の大きさを
もっとよく考えておけば良かったと、
今更言ってももう遅い。
まあ人生万事塞翁が馬と言いますからね。
今いるところで頑張るしかないさ。
今週のお題「人生変わった瞬間」