ことばえらび 

読んだ本 聞いた言葉 忘れられない事

帰る場所

ひとりぼっちで生きていると

なんで生きていなきゃいけないのかわからなくなる時がある

帰る場所がない人は

失うものもないし

生に固執する意味があまりない

 

嬉しかったことも、

悲しかったことも、

誰か心の通った人と共有できるからこそ意味が生まれる

 

ひとりぼっちで

自分の心に塵が積もっていくと

誰にも頼まれてもないのに、

体に錘をつけてずーっと歩いているような、

そんな気持ちになる

仮にどこかにゴールがあるんだとしても

ゴールテープを切ったとき、

一緒に喜んでくれる人は

私にはいない

 

人生は誰かと生きるには短いのかもしれないが

1人で生きるには長すぎる